6月24日からの撮影スタートを目指して製作準備中だった『ジュラシック・パーク4』だが、製作、配給のユニバーサル・ピクチャーズがストップをかけた。準備にもう少し時間が必要と判断したのが理由だ。
『ジュラシック・パーク4』の監督は、コリン・トレボロー。撮影開始に向けて、かなり前からハワイに住み、脚本家デレック・コノリーと脚本を練っていたという。しかし、スタジオが脚本を受け取ったのは2日前。スタジオにとっては大事なシリーズだけに、準備がままならぬ状況で走り出さないほうがいいと判断したらしい。
ユニバーサルは、「観客に最高のバージョンをお届けするために、フィルムメーカーとユニバーサルは、公開日を延期し、十分な時間をもうけようと決めました」と声明を発表している。
もともとの北米公開予定日は来年6月13日。映画業界にとって稼ぎ時の夏は、娯楽大作を複数公開することが重要なだけに、ここにひとつ穴が開いたのは、痛いところだ。新たな公開予定日は未定。