アカデミー作品賞に輝いた話題作
『アルゴ』(Argo)
もう解説の必要はないと思いますので、率直な感想を記します。
アカデミー賞受賞作品がどれも『面白い映画』(個人的な意味で)とは限りません。
しかし、この映画は、
すごい!
の一言につきます。
ブログのタイトルにある通り、映画は、観る人に『日常生活』から離れて、
まるで“魔法”にかけられたかのように、映画の中に“のめり込んで”いけてこそ、
映画の面白さがあると思っています。
この私の映画観からいって、『アルゴ』は、ストーリーはわかっていながら、
最後まで、ハラハラ、ドキドキの連続-ものすごい『緊迫感』が伝わってくる、実に秀逸した作品でした。
『死ぬまでに絶対観たほうがよい映画』
というおすすめ物を挙げるとしたら、もちろんほかにもいろいろありますが、
間違いなく、『アルゴ』(Argo)は、観るべきでしょう。
ベン・アフレック(Ben Affleck)が演じた、主人公の、
トニー・メンデス(Tony Mendez)、
とてつもない勇気と、知恵と、力を持った人物です。
彼は、『人質の救出』という任務を、文字通り、『命をかけて』、やり遂げました。
しかし、彼の偉大な功績は、20年近くも公表されなかった・・・
真の英雄とは、世間に騒がれ、スポットライトを浴びる人のことではない。
たとえ妻にも打ち明けられない“極秘任務”であっても、ひとたびその任にあたったなら、
最後まで完遂し抜くという、強き責任感、堅固な使命感、そして不屈の行動力のある人のことを
“英雄”と呼ぶのである--
そんなことを強烈に感じさせる映画です。
まあ、理屈などはおいといて、まだ観ていない方は、ぜひ、ご覧下さい!
超おすすめの作品です☆