2013年4月23日火曜日

映画「悪人」、人間の本質を鋭くえぐる!




テーマは「人間の本質は善と悪」




 キャッチコピーは

「なぜ、殺したのか。なぜ、愛したのか。」



「ひとつの殺人事件。

引き裂かれた家族。


誰が本当の“悪人”なのか?」--






2010年9月に公開された、


映画「悪人」












女優の深津絵里「モントリオール映画祭 


ワールド・コンベンション部門」に正式出品され、最優秀女優賞を受賞、


話題を集めた作品です。











彼女の演技力をみたいと思い、映画館に行きました。

まさに「迫真迫る演技」です。


最近では、なかなかこれだけの演技力はないなあと感心しました。





それと、映画の舞台が、福岡・佐賀・長崎と九州だったのも、九州在住者としては、

なじみが出てきました。







タイトルの「悪人」から、かなり陰惨なイメージを持っていましたが、見終わって、強烈に感じたことがあります。




それは、「本当の悪人」とは誰か---という点です。深く考えさせられます。




現代の世相を映し出す鏡のような映画であるとも思いました。



印象に残った言葉は、娘を殺害された父親の一言です。



「今の世の中、大切な人のいない“人”が多くなってきている」--




衝撃的な作品でした。