2013年3月15日金曜日

美しき女殺し屋の哀しき復讐劇-「コロンビアーナ」

 今まで観てきた映画の中で、最も好きな作品の一つが、「レオン」です。

リュック・ベッソン監督、あまりにも有名ですが、

あの「ニキータ」といい、冒頭の「レオン」といい、


観る者を圧倒させる、鋭角的なアクションと、主人公のやるせない哀しみ、寂しさ・・・

本当に大好きな監督です。




そのリュック・ベッソンが製作・脚本にあたり、、オリヴィエ・メガトン監督による最新映画が、

「コロンビアーナ」でした。

(2011年に公開)




 















映画館に行けなくて、先日、やっとDVDで観ることができました。


--舞台は「麻薬ビジネスはこびこるコロンビア」-

冒頭からものすごいインパクトで、いきなり「マフィアの世界」に引き込まれました。



マフィアのドン一味に、両親を殺された少女カトレア。本当に愛くるしい瞳と美しい褐色の肌が印象的な、素敵な女の子でした。



チンピラたちに追われながら、なんとか脱出したカトレアは、おじさんを頼ってアメリカ・シカゴへ渡ります。




それから15年後、彼女は、すごい美貌とプロポーションを兼ね備えた、プロの殺し屋となり、闇の世界で活躍。なぜ「殺し屋」になったのか、その理由はただ一点、


「愛する父母を目の前で殺された復讐」

でした。



この、ヒロインを演じたのは、「アバター」で超有名になった、

ゾーイ・サルダナ



この映画、うーんやっぱり彼女の存在がめちゃくちゃ大きいですよね。


役柄と本人の姿、印象、動作すべてがピタリと当てはまります。


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まあ、ストーリーは実にシンプルですが、最初から最後まで、ハラハラドキドキの連続。


物語は冷徹でクール・・・・しかし、映画のワンシーン、ワンシーンが、とっても「美しい」んです。




まるで獲物を狙う雌豹のような凄みと瞬発力、そんな暗殺者カトレアは、たった一人で強大な「敵」を倒すことができるのか--



見終えた後、思いました。


これ、「ニキータ」を超えたな、と--


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