2013年3月15日金曜日

泣ける映画、『海辺の家』のラストシーン

ブログ友達の薦めで、映画「海辺の家」を観た。2001年のアメリカ映画だ。






主人公のジョージ〔ケヴィン・クライン〕は、海が見える崖に立つ、古い家に住む変わり者。ある日、突然、勤めていた建築設計事務所から解雇され、そして倒れる。彼はガンに冒され、余命4ヶ月の命だった。



ジョージには、離婚した妻と息子がいた。16歳になる息子・サム〔 ヘイデン・クリステンセン〕は、生きる希望を失い、ドラッグとパンク音楽にのめりこんでいた。






残された4ヶ月をどう生きるか---ジョージは決めた。



息子と2人で「海辺の家」を建てる、ことを。




嫌がるサムを無理やり連れてきただけに、始めは諍いの絶えない父と子。しかし、家を建てていくなかで、少しずつサムは変わっていく。そしてある日、サムは父の病に気づいた・・・・



「家族の絆」「親子の絆」---それが、どれほど尊いものであるか、

 

そして、「限られた命をどう生きるのか」という



大切なテーマを鮮烈に訴えかける映画だった。感動した。





恋愛、結婚、夫婦、子育て、そして家族・・・・決して平坦な道のりではない。



いがみ合ったり、傷つけあったりすることも多々あるだろう・・・・だけど、「夫婦の絆」「親子の絆」そして、「家族の絆」は、お金にも、その他なにものにも代えられない、「愛情」という名の宝物ではないだろうか。だから、何があっても、この宝物は捨てないでいたい、大切にしていたい・・・

 

 

 

 

 

 

最も印象深かったシーン。



「海辺の家」の建設半ばで入院した父の病室に、ある夜、サムが一人で訪れる。

「父さんに見せたいものがある」と言いながら、サムは、父のベッドを窓辺に向けた。


窓からは、完成間近の家に取り付けた、色とりどりのイルミネーションが輝いていた---













私の宝物の中で『泣ける映画ベストテン』に入れてる映画です-