2013年3月19日火曜日

母は強し-「マリと子犬の物語」 山古志村で本当にあった事



かわいい動物の感動の物語をまた一つ☆






数年前のこと、当時、話題の映画「マリと子犬の物語」を観ました。

2007年12月8日公開の日本映画。配給は東宝。



2004年の新潟県中越地震で、山古志村(現・長岡市)で起きた実際のエピソードを元に映画だ。






ストーリーは皆さんよく知ってると思うので、簡潔に書くが、石川優一(村役場職員、40歳):船越英一郎 の娘、石川彩(5歳):佐々木麻緒が、ある日、捨てられた子犬をみつけ、犬嫌いの父を説得して、自宅で飼うことになった。



子犬は「マリ」と名づけられ、やがてマリは3匹の子犬を産む。大切な家族の一員となったマリや子犬たちと、平穏な日々を送っていたなか、あの大地震が起きた。






その時、山古志村の自宅にいたのは、彩と祖父の石川優造(優一の父、75歳):宇津井健2人だった。家がぺしゃんこに崩れる。その下敷きになった2人。やがて自衛隊のへりがやってくる。生存者を探していたとき、マリが自衛隊員の安田啓一(陸自二曹):高嶋政伸の腕を引っ張り、マリの先導で、彩と勇造は救出された。しかし、勇造の怪我がひどく1分1秒を争うため、マリと子犬は置き去りにするしかなかった・・・


犬たちのことを心配し続ける彩と兄の亮太(優一の息子、10歳):広田亮平。でも彩はこう叫ぶ。

「マリはお母さんだから、お母さんは強いんだから、きっと生きてるよ!」












映像では、マリが必死に子犬たちに食べ物を探しては、食べさせるシーンが出てくる。でも母親のマリは食べない。子供たちのために・・・・マリは次第に弱っていく。そして16日間が過ぎた-----



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私はこの映画を小学生の息子に見せたかった。


終わったあと、息子に感想を聞いたら・・・


「お母さん(マリ)が、子供たちにエサをやっていたのが、心に残ったよ」

よしよし、私はまた聞いた。



「そうだね。お母さんは偉いね。じゃあお父さん(優一)の姿はどうだった?」



息子いわく、「ぜんぜん(印象に残ってない)」




私「くそう、やっぱり父より母なのか!!」(´Д`)゜





※映画「マリと子犬の物語」の実写版の映像です。
旧山古志村から救出された直後の子犬たちです。
         
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