2013年4月2日火曜日

宇宙の謎にせまる人類の叡智とは-『コンタクト』(Contact)

 宇宙-


無限大に広がる大宇宙は、あまりにも広大で、人類未踏峰の世界です。



古くからずっと、ずっと古くから人類が持ち続けた疑問、それは、


「宇宙に生命は存在するのか?」というものです。





宇宙、または宇宙人を取り扱った映画は、たくさんありますが、

私がおすすめする作品はこれ↓


『コンタクト』(Contact)







 ロバート・ゼメキス製作


そしてジョディ・フォスター主演の、1997年のアメリカ映画。


当時、大ベストセラーになったカール・セーガンによるSF小説の映画化作品です。




「宇宙に生命は存在するのか?」-


この冒頭の疑問に答えを出すために、


映画は、


地球外知的生命体探査
(Search for Extra-Terrestrial Intelligence)

略称、「SETI


というプロジェクトを中軸に進んでいきます。



SETIプロジェクトの研究者エリナー・アロウェイ(愛称エリー)は、ニューメキシコの超大型干渉電波望遠鏡群を独自の資金で渡りをつけ探査を再開したある日、彼女は遂にヴェガから断続的に発信し続けられる有意な電波信号を受信した。







「ズシン、ズシン、ズシン、ズシン」---


有史以来、初めて、宇宙からの電波の音、この音響効果はすごいです。


姿形もみえない分、よりリアルに、観る者をも興奮の渦に巻き込んでいく--



そして後半、いよいよエリーが、奇想天外な方法で、宇宙人との“コンタクト”を取るのですが、

物語はさまざまな謎を秘めて幕を閉じます。





さて、いつの日か、この映画が現実にやってくる可能性はあるでしょうか?


その日が来るまでに、地球人の私たちが、いろいろな意味で

「心の準備」

をしておかなければならない、ということを感じさせる、

秀逸した作品でした。